Kitchen data ~Vol.1 Fromイタリア・ローマ~
【location】イタリア 首都ローマ
市内中心地で開業医をするマヌエラさん宅
【気に入っているポイント】
ヴィンテージのガスコンロ
【家族構成】
小学生と中学生の女の子二人がいる4人家族
50年代のヴィンテージ・ガスコンロが自慢のローマのキッチン
テラコッタ焼きのタイルをダミエ柄に敷き詰めた床、清潔感のある薄いブルーの壁が印象的なマヌエラさんのキッチン。ほのかな明かりのライティングが、暖かい雰囲気を醸し出しています。お宅は、ルネッサンス時代に建てられた石造りの建物を改築したアパルタメント。改築時に設置したガスコンロが、このキッチンのポイントだそうです。このガスコンロは、なんと50年代のヴィンテージ。
アンティークショップで見つけたものですが、手入れが行き届いたコンロは、使いやすくて機能的。この磨き抜かれたコンロから、毎日の料理ができあがります。
キッチン前に置かれた木製テーブルもアンティーク。ここで子供たちが宿題をしたり、お料理してるマンマとおしゃべりしたり。400㎡はある広い家の中で、自然と家族が集まる場所になっています。


イタリアのガスコンロ。今も昔も特徴的なのは、極少の口です。これは、イタリア生活に欠かせないイタリアン・コーヒーを入れる器具、「カフェッティエラ」を乗せるためです。どの家にもある「カフェッティエラ」は、さまざまなサイズがありますが、よく使われるのは直径8センチ程度。直火にかけるため、下に落ちないようになっているわけです。
見せる収納と見せない収納、全体のムードを意識した雑貨選び
ガスコンロと冷蔵庫の間に見える小さな扉。これは、食材を補完する食材庫の入り口です。畳1畳分程の広さですが、ゴチャっとしがちな食材は、こちらに全部収納。普段よく使うものは、できるだけ見栄えよく、飾るように。特にこだわってやっているわけではないそうですが、生活感もありながら全体的にまとまった雰囲気になるのは、普段からの美意識のたまものでしょうか。



お鍋や雑貨類も、それぞれのもつ「ムード」を統一してるそうです。おタマやフライ返しは金属製、ガラス類は厚みのあるものなどなど。アンティークではないけれど、使いこむと味の出そうな雑貨が好みだそうですが、雑貨類のムードを統一すると、どうしてもゴチャっとしがちなキッチン周りもその人らしい、いい雰囲気を出せるもんなんですね。
得意料理はなんですか?
子供たちも大好きなローマ風カルボナーラ
日本でもおなじみの「カルボナーラ」は、あまり知られていませんが、実はローマの郷土料理のひとつ!
「炭焼き職人が、簡単だから仕事の合間に作ったのが最初」とか、「戦後の食材不足のときに卵と豚の頬肉を使って栄養価の高いパスタを作ったのが始まり…」など、発祥には諸説ありますが、ポイントは、卵とチーズと黒コショウ。
本場では、生クリームを加えずに、チーズと卵をパスタの余熱で絡めて、トロリと仕上げるのが特徴です。また、「カルボナーラ」には、「炭焼き職人のパスタ」の意味があります。黒コショウは、炭焼き中にパチパチ飛んだ「炭」をイメージしているんですね。
★今回のタベラッテリポーター
「~テキトーが信条!本場イタリアの平日レシピ~
超お気楽なイタリア暮らしのおうちごはん」
Sawabonさん
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